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徳と情の同胞社会

本紙2月8日付に、情が行き交う「家族」支部を築いている総聯茨城・県北支部の新年会に関する記事が載った。記事には、総聯支部常任委員(地域商工会理事長)の祖母である尹念昊さんが100歳を迎えるという記述が…

朝鮮の言葉と歌を

北と南の歌の違いは何か。民族も同じ、言葉も同じなのにどんな違いがあるのか。こんな素朴な疑問を抱いた西東京第2初中の金咲媛さん(中3、当時)は歌詞を一つひとつ比べていった ▼北の歌の歌詞は固有な朝鮮語で…

わたしたちの国歌

藍紅色の国旗が揚がり国歌が鳴り響くとき、心に浮かぶのは金日成主席の姿だ。 ▼くにの主人となった人民のために、堂々たる祖国の歌をつくろう。朝鮮が解放された翌年の秋、主席は何人かの作家を呼び、国歌の創作に…

日常になった「弾劾論」

南朝鮮の歴史において下野した大統領は李承晩を含む3人だが、弾劾により罷免された大統領は朴槿恵だけだ。安易に使用されない弾劾という用語が、尹錫悦政権下では毎日のように世論を騒がせている

西海の干潟地開墾

耕地面積が制限されている朝鮮で、干潟地を開墾する事業が活発に行われている。7日、黄海南道干拓地建設総合企業所で角回島干拓地建設のための20万㎥の山の発破を成功裏に行ったという報道があった ▼干潟地を開…

危機解消の方法

「戦争間際の情勢とわたしたちの課題」をテーマに東京で開かれた討論会。 南の宗教・社会団体の代表も参加し、異なる立場から発言があったが、導かれた結論は一つだった。

新たな「モデル」

長野県上田市のサントミューゼ大ホール。日本国内で屈指の舞台装置を備えたこの劇場で、金剛山歌劇団2022千秋楽が盛況のうちに幕を閉じた

朝鮮で行事続々

1日、朝鮮で新学年度が始まった。今年は、コロナ流行以前の活気に満ちた入学式の風景が広がった ▼世界的に新型コロナウイルスが拡散しはじめた20年から入学式はコロナ対策で延期されたり保護者の姿がなかったり…

桜開花の変調に思う

入学式の思い出と重なっていた桜が卒業式とともに思い起こされる花になるのだろうか。 ▼桜の開花が早まっている。今年は徳島より先に金沢で開花し、鹿児島よりも仙台で先に咲く年もあるそうだ。沖縄や九州南部では…

「妖怪の孫」

映画「妖怪の孫」を興味深く観覧した。安倍政権の正体を立体的に検証した示唆に富む名作だ。 ▼A級戦犯であり「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介は、孫の安倍晋三元首相にとっては心酔する存在であり、彼の政治的性向…