〈新報ウリマルナビ〉「의」と「에」、同音異義語に注意
2024年03月18日 08:00 コラム 新報ウリマルナビ間違った文章を正しながら、ウリマル(朝鮮語)に関する知識を紹介する。
どっちが正しい?
훈련의 박차를 가하고있다.
훈련에 박차를 가하고있다.
(練習に拍車をかけている)
解説
「의」と「에」は、口語では共に「에」と発音する場合が多い。しかし、「의」は日本語の「~の」に対応し、「에」は日本語の「~に、~で」などに対応する。この場合、①は「練習の拍車をかける」という表現となり適切ではない。したがって例文②が正解だ。意味の差は歴然だが、口語を文に移す場合に注意しなければミスが起こってしまいがちだ。
監修:金成樹(朝鮮大学校文学歴史学部准教授)