〈駒大・本名使用拒否問題〉問題の核心は民族差別/副学長が被害当事者と面談【詳報】
2021年07月16日 12:58 主要ニュース 歴史 民族教育
駒澤大学が在学中の在日朝鮮人学生の本名使用の申し出を拒否していた問題で13日、大学側と被害当事者らによる面談があった。(写真はいずれも「大学生連絡会」提供)
駒澤大学が在学中の在日朝鮮人学生の本名使用の申し出を拒否していた問題で13日、大学側と被害当事者の兪在浩さん(24)が面談した。この日の面談には、留学同を中心とした在日朝鮮人学生団体「自身の民族的ルーツを積極的に表明できる環境づくりを求める大学生連絡会」(以下、「大学生連絡会」)から代表らも参加。日笠完治副学長、竹田幸夫副学長らが応対した。
「儀礼的なお詫び」
面談ではまず、「大学生連絡会」代表の金智順さん(21)が、5月よりインターネット上で賛同を募っていた今回の同大による差別制度および対応の是正を求める署名と関連し、要請内容を読み上げた。
金さんは
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