〈新報ウリマルナビ〉「充実した成果」は「알찬 성과」
2024年12月11日 10:59 コラム 新報ウリマルナビ間違った文章を正しながら、ウリマル(朝鮮語)に関する知識を紹介する。
例文
그는 총련결성 70돐을 동포들의 힘을 한데 모아 아름찬 성과로 장식하자고 말하였다.
(かれは総聯結成70周年を同胞たちの力を一つに集め、充実した成果で迎えようと話した)
解説
「아름차다」は、両腕で輪を作ったときの円周を指す「아름」と「차다」(いっぱいになる)が合わさり、「手に余る、手に負えない」という意味で用いられる。したがって例文は理解しがたい文になっている。この場合、「알」(実)と「차다」が合わさった「알차다」(充実する)という言葉が適切だ。成果は「알차다」、課題は「아름차다」。音が似ているので誤用に注意しよう。
監修:金成樹(朝鮮大学校文学歴史学部准教授)