熱海で「だれいき全国交流会2024」が開催
2024年10月18日 16:51 寄稿だれもが尊重される在日朝鮮人社会を目指して
在日朝鮮人社会におけるあらゆる差別や暴力の撤廃を目的とし、「だれもがいきいきと生きられる社会のために」を合言葉に活動する在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会の「だれいき全国交流会2024」が13~14日、静岡県熱海市で行われた。関東・東海・関西地域から子どもを含む21人の同胞が参加した。
部会では、各地で活動するメンバーの交流促進を目的に全国交流会を17年以降開催。今年で7回目の開催となり、過去最も多い参加者数となった。
交流会では参加者が守るべき「だれいきグラウンドルール」として「他人の容姿を批評しない」「異性愛や、性自認と見た目の性別の一致を前提にした質問をしない」「食べたい物や飲みたい物は自分で取る」などが共有された。
また、ミスジェンダリング(※1)を防ぐため、同部会初の試みとして、自分が年上や年下の人から名前に呼称をつけて呼ばれる場合、どの呼称を希望するか(例:○○オンニ/ヌナ/オッパ/ヒョンニム、○○さん、呼称なし)が参加者間で共有された。各地域での活動報告も行われた。