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記憶し、交流し、声を形に/4.23アクションフェス

2024年05月10日 06:00 歴史

日本軍性奴隷制の否定を許さない4.23アクションフェス(4月28日、東京都中野区、主催=在日本朝鮮人人権協会・性差別撤廃部会)では、学生、同胞、日本市民をはじめとする74人の参加の下、性奴隷制サバイバーの生に寄り添う企画、現在の社会に蔓延る差別に対して声をあげる企画など、さまざまな企画が行われた。

サバイバーたちを象徴する蝶のポーズをとる4.23アクションフェスの参加者たち

サバイバーの生をリアルに

映画祭、学習会、アート展示、演劇など、毎年さまざまな形式で行われてきた4.23アクション。10回目となる今年のアクションは、フェスと銘打って催された。主催側はフェスを催すにあたって、気軽に参加できるようにイベント内容を工夫し、誰もが安心できる居心地のいい空間を作ることを心掛けた。フェスでは、パネル展示、映像上映、日本軍性奴隷制被害者である裴奉奇さんの遺品展示のほかに、アートワークショップ、ラップワークショップ、音楽ライブが組み込まれた。また、「だれもがいきいきと生きられる社会(だれいき)」をテーマにしたカフェ&バー、書籍展示、グッズ販売のブースも設けられ、ブックカフェのような空間を作り上げた。

パネル展示では、

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