〈パリ五輪アジア最終予選〉ピックアッププレーヤー①
2024年02月25日 10:04 スポーツパリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選に臨む女子朝鮮代表は若手選手を中心に構成されており、大きなポテンシャルを秘めた有望株たちが揃っている。2016年のFIFA U17女子W杯で優勝したメンバーをはじめ、今回の朝鮮チームの中核を担う注目選手たちを紹介する(全4回)。
スン・ヒャンシム選手(FW、24、平壌体育団)
2016年U17女子W杯で優秀選手賞にあたるシルバーボール賞を受賞し、同年のU20女子W杯でも朝鮮チームの優勝に貢献。翌年にはアジアサッカー連盟(AFC)U19選手権で最優秀選手賞と得点王の2冠に輝き、千葉県で行われたEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会にも出場した。17、19年の朝鮮10大最優秀サッカー選手に選ばれた実績を持つ。
153センチと小柄ながら球際に強く、豊富な運動量で縦横無尽にピッチを走り回る。最大の持ち味は、スピードを生かした突破力。過去の試合では、相手ディフェンスラインの裏やスペースへの飛び出しから数々のゴールを奪ってきた。
押しも押されぬ朝鮮のエースは、今回の最終予選で主将の重責を担う。若手チームのまとめ役、得点源として大きな期待がかかる。
(朝鮮新報)