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旧正月に際して朝中親善行事/中国の遼寧省文化代表団が訪朝

2024年02月06日 12:00 対外・国際

「親善の年」に協力・交流拡大へ

中国共産党遼寧省委員会常務委員である劉慧晏宣伝部長を団長とする遼寧省文化代表団が1月29日から2月2日にかけて朝鮮を訪問し、2024年朝中親善旧正月行事に参加した。この間、映画鑑賞会、芸術公演などのさまざまなイベントが行われた。

万景台を訪れた遼寧省文化代表団(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

行事には、朝鮮側関係者と駐朝諸国の外交代表、平壌市民、国内のアーティスト、王亜軍駐朝中国大使と大使館員、中国遼寧省文化代表団、華僑などが参加した。

朝中の両首脳は、新年に際して交換した祝電で朝中国交樹立75周年を迎える今年を「朝中親善の年」と位置付けたことに言及。1月25日から27日にかけては、中国外交部代表団が訪朝し、朝鮮外務省と「朝中親善の年」運営に関して討議した。

1月31日、遼寧省文化代表団アーティストらの朝中親善迎春芸術公演が、平壌の烽火芸術劇場で行われた。

公演に先立ち、王亜軍大使と対外文化連絡委員会の朴京日副委員長が演説を行った。演説者らは、朝中親善がいっそう発展していると述べ、「朝中親善の年」である意義深い今年に、文化交流と協力を多面的に拡大していく意志を示した。

公演では、中国人民の祖国愛と民族的情緒、生活文化を表現した演目が披露されたほか、朝鮮民謡の「トラジ」「アリラン」が舞台に響き渡った。

同30日には、朝中親善映画鑑賞会が平壌の大同門映画館で行われた。映画鑑賞会では、対外文化連絡委員会の徐虎元委員長と王亜軍大使が演説。伝統的な朝中親善の強化と発展のために積極的に努める意志を表明した。演説に続いて、金正恩総書記の中国訪問を収録した朝鮮記録映画を鑑賞した。

一方、2月1日には、駐朝中国大使館が主催する新年の宴会が同大使館で行われた。

宴会では、王亜軍大使と最高人民会議常任委員会の姜潤石副委員長が演説を行った。王亜軍大使は、今年、中朝双方は困難が続いても互いに支持し、固く手を取り合って明日の夢を必ず成し遂げると強調。姜潤石副委員長は、両国首脳の深い関心と指導の下、昨年に伝統的な朝中親善関係が各分野で強化され、両国人民間の友誼の情がいっそう厚くなったとし、中国人民が中華民族の繁栄を実現するための闘いで新たな成果を収めることを願った。

宴会では、遼寧省文化代表団アーティストらによる公演が行われた。

(朝鮮新報)

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