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“暮らしやすい農村”、住民らの実感/朝鮮各地の住宅建設と緑化

2024年05月16日 13:45 経済

朝鮮労働党中央委員会第8期第4回総会(2021年12月)で示された農村振興政策に沿って、各地の農村で新住宅建設が続いている。農村では、住宅建設だけでなく周辺環境を整えるための緑化活動が進んでいる。生活環境の整備、改善に伴って、農業勤労者らの意識水準、生産に対するモチベーションにおいても変化が起こっている。

新居入りを喜ぶ農村の住民ら(写真はすべて労働新聞)

風景は“まるで別世界”

現在、農村振興政策は、今後10年以内に全国の200余りの市、郡の地方産業工場を現代化させ、全国の生活レベルを引き上げることを目的とした「地方発展20×10政策」と共に地方経済発展の二本柱として推し進められている。

その内容は、▼農業勤労者の思想意識水準の向上、▼農業生産力の飛躍的発展、▼農村生活環境の根本的な改変―だ。

農業勤労者らの生活環境に直結する新住宅の建設は、2023年には2022年の2倍以上である5万8千余世帯という膨大な建設が計画され、今春までに完工が予定されている。2023年末に行われた党中央委第8期第9回総会では、農村住宅建設に拍車をかけるための課題が示された。

とりわけ生活環境を整えるための緑化の取り組みは、住民らのより健やかな生活や文化生活の向上に一役買っている。

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