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【連載】「育つ力~いまを支える人々が語る民族教育~」/Episode2・九州初中高幼稚班オモニ会

2024年01月26日 09:35 民族教育

新たな校史と足並み揃え

10日、学校の美化活動を行ったオモニ会メンバーたち

九州地方での民族教育史は、1945年の祖国解放直後から今日まで脈々と受け継がれてきた。56年の創立以来、日本の西端で民族教育を長年にわたり支えてきた九州中高は、昨年度、敷地内に隣接する北九州初級と統合。九州初中高として新たな校史を歩み始めた。

福岡県北九州市に学び舎を持つ九州初中高。ここ20年間、同市の激しい人口減少(05~22年の間に約8万人減、参照:北九州市公式HP)に伴う市内同胞の転出や、行政による各種補助金制度からの除外をはじめとする財政の圧迫などを背景に、市内の朝鮮学校の学生数は次第に減少。北九州初級との統合により、九州地域にある朝鮮学校は九州初中高と福岡初級(福岡市)の2校となった。

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