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国体に大阪中高ラグビー部の選手ら4人が出場

2023年10月17日 10:29 スポーツ

7~17日にかけて、「燃ゆる感動かごしま国体」(以下、国体)が鹿児島県で開催され、大阪中高ラグビー部の選手ら4人がラグビー競技の大阪府代表として出場した。選手たちはチームの勝利に貢献する一方で、日本の選手らとの交流を通じて朝鮮学校に対する理解を育んだ。

「朝高の強み」をいかんなく発揮

大会を通じキッカーを任された金侑雅選手

国体・ラグビー競技の大阪府代表に選出されたのは、大阪中高の高晃崇(高3、FW)、金東暉(高3、HB)、金侑雅(高3、TB/FB)、朴大優選手(高3、TB)の4人だ。

大阪府代表メンバーの選考会には、府内の高校から推薦された選手ら200人以上が参加。4人の選手たちは、数回の練習会を通じて、質の高いパフォーマンスと成熟した精神面が評価され、23人の枠を勝ち取った。

国体には各ブロック大会を勝ち抜いた15チームが参加した。大阪は8日に行われた愛媛との初戦を67-0で勝利。試合には、高晃崇、金東暉、金侑雅選手の3人が出場し、チームの勝利に貢献した。

佐賀と激突した2回戦(9日)では、1回戦に続き高晃崇、金東暉、金侑雅選手が先発出場。試合では、佐賀にリードを許す苦しい展開が続くなか、後半22分に金侑雅選手がトライとコンバージョンキックを決め、10-16と6点差に迫る。大阪は終盤にトライを決め、金選手がコンバージョンキックを成功させたが、あと一歩のところで試合終了。大阪は佐賀に17-21で惜敗した。

大阪は5位・7位決定戦(11日)で栃木と対戦し、35-7で勝利。試合には、金東暉選手、朴大優選手、金侑雅選手が先発で出場し、3人がそれぞれトライを決める活躍ぶりを見せた。なかでも金侑雅選手は5つのコンバージョンキックをすべて成功させ、勝利に貢献。高晃崇選手も後半から途中出場した。

敵陣への突破を試みる金東暉選手

大阪中高でキャプテンを務める高晃崇選手は「普段はライバルの選手と同じチームで共にプレーし、

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