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中ロ代表団と戦勝70周年を祝賀

2023年07月31日 13:00 総書記の活動

帝国主義に立ち向かい国際的正義を

祖国解放戦争勝利70周年に際し、大公演と「武装装備展示会―2023」が行われた。金正恩総書記は戦勝70周年に際し朝鮮を訪問した中ロの代表団と共に大公演を鑑賞し、中ロ両国との団結と連帯を誇示した。また、中ロ代表団との宴会では親善と協調を発展させていく両国間の立場が確認された。

ショイグ国防相と共に新型の兵器を見て回る金正恩総書記(写真はすべて朝鮮中央通信=朝鮮通信)

戦時歌謡、中ロ歌謡披露

祖国解放戦争勝利70周年を祝う大公演が7月27日午前0時、柳京鄭周永体育館で行われた。

金正恩総書記が、中ロの代表団団長らと共に公演を鑑賞した。また、朝鮮労働党と政府、軍部の幹部、参戦老兵と戦時功労者、中ロの代表団メンバーらが公演を鑑賞した。

功勲国家合唱団、国務委員会演奏団、旺載山芸術団をはじめとする国内で名高い芸術団と、社会、軍隊の芸術団体、芸術教育機関のアーティストと学生が出演した公演は、序曲「戦勝の祝砲よ語れ」「勝利の日7・27」で幕を上げ、「祖国防衛の歌」「決戦の道」をはじめとする戦時歌謡など、多彩な曲目が演奏、合唱、舞踊、迫力ある映像とステージ照明の演出で披露された。

また、金日成主席が戦勝閲兵式で勝利を宣言する姿が舞台のスクリーンに映され、音声が響くと、参加者らは割れるような拍手を送った。

戦勝70周年を祝う大公演が行われた

公演では、中ロ代表団のために中国とロシアの歌謡メドレーも披露。ロシアのプーチン大統領とショイグ国防相の写真がスクリーンに登場し、朝ロの国旗と「永遠なる親善」の文言が朝鮮語とロシア語で大きく映し出されると、金正恩総書記とショイグ大統領が立ち上がり握手を交わした。

公演は、フィナーレ「人民はわが党に栄光をささげる」「勝利の日7・27」で幕を下ろした。

新型の兵器を紹介

金正恩総書記は26日、ショイグ国防相と共に、祖国解放戦争勝利70周年に際して、朝鮮国防省主催の下で行われている「武装装備展示会―2023」を参観した。

総書記は、ショイグ国防相と共に新型の武装装備を見て回り、朝鮮労働党第8回大会(2021年1月)が示した国防発展計画に基づいて研究、開発、生産され、近年、朝鮮人民軍が装備している兵器について紹介した。また世界的な武装装備の発展動向と発展戦略について話し合った。

総書記は、ショイグ国防相と談笑しながら、帝国主義者の強権と専横に立ち向かい両国の自主権と発展利益を守り、国際的な正義と平和を実現するための闘いで互いに関心を寄せる問題に対する見解を示した。

そのうえで、ロシアの軍隊と人民が国家建設のための闘いで大きな成果を収めるとの確信を重ねて表明した。

宴会、昼食会で歓待

金正恩総書記は27日、ショイグ国防相を団長とするロシア軍事代表団を党中央委員会本部庁舎に招待し、昼食を共にし、同日夜には、宴会を催した。ショイグ国防相は金正恩総書記に寄せたプーチン大統領のプレゼントを渡した。

宴会で演説した党中央委員会の李炳哲書記は、今回の訪問が共通の理想と目標を実現する道で、血潮で結ばれ、日増しに強固になっている両国間の団結と連帯の威力を力強く誇示する契機になったと強調。朝ロ両国の軍隊と人民は米国の世界覇権戦略に思想と武装をもって立ち向かい国家の主権的権利と発展利益を守り、互いに力を合わせて地域と世界の平和と安全、国際的正義を守っていると述べた。

続いて演説したショイグ国防相は、朝鮮人民軍が世界で最も威力ある軍隊になったことに言及し、帝国主義者の脅威から祖国を守り、人民のために献身し、経済建設に積極的に寄与していると述べた。また、参戦老兵の健康と両国人民の友好と福利を祈願し、朝鮮との多面的な協力を一貫して発展させていくロシアの用意を披歴した。

一方、金正恩総書記は28日、中国・全人代常務委員会の李鴻忠副委員長を団長とする中国の党および政府代表団と面会し、宴会に招待した。

総書記は、中国の党と政府が中国特色の社会主義現代化国家を全面的に建設する新しい道程で世界が注目する成果を収めており、また、日増しに中国の国際的地位が高まっていることについて喜ばしく思うと述べ、きょうだいである中国人民が習近平主席の指導に従って中華民族の偉大な繁栄の夢を必ず実現するとの確信を表明した。

談話では、朝中両国が緊密な戦略・戦術的協同を通じて複雑な国際情勢に主動的に対処し、親善と協調を新たな段階へ発展させていく両党、両国政府の立場が再確認された。

宴会では、党中央委員会の金与正副部長と李鴻忠副委員長が演説を行った。

(朝鮮新報)

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