第18回コリアン医療・福祉フレッシュセミナー

知識で貢献する医療人へと

同胞医療人と医療系学生が参加する、「第18回コリアン医療・福祉フレッシュセミナー」（主催：実行委員会、後援：在日本朝鮮人医学協会、在日本朝鮮留学生同盟）が1～2日にかけ、横浜で行われた。

医師、薬剤師をはじめとした幅広い分野の医療人と同胞学生が交流し、同胞医療について学ぶコリアン医療・福祉フレッシュセミナー（以下、セミナー）は、2006年から毎年行われてきた。18回目となる今回のセミナーには、関東、東海、関西など各地域から、95人の学生、同胞医療人が集まった。

1日目には、神奈川県内の朝鮮学校児童を対象にした保健授業の見学が行われた。医協は長年、活動の柱の一つとして朝鮮学校での保健活動を続けている。横浜初級での保健授業も、11年に開始して以降、今年で12年目を迎えた。セミナーに参加した学生たちは、各学年の児童たちに合わせて工夫された保健授業や、真面目に聞き入る児童の姿を注意深く見学していた。

神奈川県内の朝鮮学校児童への保健授業が行われた