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短編小説「通信兵」 11/朴雄傑

2023年06月19日 09:00 短編小説

「それで、状況はどうなんだ?もちこたえられそうかね?」

もう明らかに通じるのである。南吉はうれしかった。腹の底からこみあげてくるうれしさで胸がつまりそうであった。熱いものがしきりに頬をぬらした。

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