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「コッポンオリフェス2023」1300人が一堂に会す

2023年04月26日 04:26 暮らし・活動

東京青商会が主催

東京都青商会が主催する「ピカピカコッポンオリフェスティバル2023」が4月23日、東京中高で行われ、同校学区の朝鮮学校に通う児童、生徒、未就学児をはじめとする子どもたちや保護者たち、同胞、日本の市民ら総勢1300人で大盛況を博した。

笑顔弾ける参加者たち

参加者らは文化会館前広場と野外バスケットコートに設けられた飲食コーナで七輪を囲み、焼肉や手作りの朝鮮料理を味わいながら久々の再会を喜び、楽しいひと時を過ごした。

朝大生たちによるウリウリコッポンオリコンサート

文化会館前に設けられた特設舞台では朝鮮大学校の学生たちによるウリウリコッポンオリコーンサート、東京朝鮮歌舞団のコンサート、数々の豪華賞品を準備した抽選会などが行われて大盛り上がりを見せた。

子どもたちに大人気だったウリウリコッポンオリコンサート

東京都青商会は都内の朝鮮学校に入学、入園、編入する園児、児童たちに制服をプレゼントすることを目的に1996年からチャリティゴルフコンペ「ピカピカカップ」を毎年開催している。今年3月にも第25回が行われ、この表彰式もあった。

また東京都内の朝鮮学校の校長たちが舞台にあがり各学校のアピールと紹介を行った。

クライマックス。会場には踊りの輪が広がった。

フェスティバルのクライマックスでは東京朝鮮歌舞団による2回目のコンサートが行われ、朝鮮民謡に合わせて会場には観客たちによる踊りの輪が広がった。

文化会館では子どもたちのためのオリニコーナが設けられた。バルーンアート、輪投げ、射的、スーパーボールすくいなどを楽しめるスタンプラリーが開催され、クリアした子どもたちにはお菓子がプレゼントされた。

オリニコーナー(文化会館)

またグラウンドでは初級部を対象としたFCコリアによるサッカー教室が開催された。

3人の子どもと参加した李貞香さん(北支部居住・37)は「コロナ禍では自粛によって感じられかった賑わいを目の当たりにしやっとこの日が来たのだと実感し、とても嬉しくなった。子どもたちが始終大はしゃぎだったし、大人たちも友人と再会したり焼肉を楽しんだりと楽しい時間を過ごすことができて主催者には感謝したい」と笑顔で語った。

練馬支部の同胞たち

金正石さん(総聯練馬支部平和台分会会長・58)は「今日は支部のオルシンたちとみんなで来た。6年前に子どもが中高を卒業してなかなか学校に来る機会がなかったが久々に来ることができた。ハッキョが同胞のコミュニティの場だということを再確認できた。とても感慨深かった」と話す。

また金さんは「自身も青商会OBだが、行事の進行の仕方など今の時代にあった斬新な方法でとても力強く、頼もしく感じだ。同胞たちのため、子どもたちのために活躍する青商会のパワーを感じられて嬉しい」と語った。

崔裕司さんは(41)は「東京中高出身ではないが、学校に各世代が一堂に会して心から楽しむ姿をみて同胞社会の温かみを感じた。とても楽しかった」と話した。

東京青商会が初の試み

スタッフたちが一丸となりフェスタを盛り上げた。

東京都青商会が初めて企画した同フェスティバルは「豊かな同胞社会と子どもたちの明るい未来のために」という青商会のスローガンに則り、コロナ禍で制限されていた同胞たちが集まる場、楽しい場を提供して子どもたちの笑顔のために、また日頃から青商会の活動を応援してくれる大切な家族や同胞の方々に感謝の気持ちと元気を与えたいという思いで東京都青商会の文英進会長を筆頭に青商会会員、また朝青員も加わり総勢160人以上のスタッフが一丸となりフェスティバルを成功させた。

(盧琴順)

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