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国連事務総長の米追従を糾弾/朝鮮外務次官が談話

2023年03月22日 09:30 対外・国際

朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省の金先敬国際機構担当次官は19日、米国に追従するグテレス国連事務総長の言動を糾弾する談話を発表した。

国連事務総長は17日、代弁人を通じて「北朝鮮による(16日の)ICBM発射を強く非難する」との声明を出した。金先敬外務次官は談話でこのことについて触れ、「朝鮮の正当な自衛権行使に再び不当な言いがかりをつける無責任な言行」と非難。グテレス事務総長の行為が「朝鮮半島と地域の緊張緩和に役立つどころか、むしろ火に油を注ぐ」と強く糾弾した。

談話は、「朝鮮半島問題に対する国連事務総長の執拗な偏見的行為が単に理解不足、認識不足に起因せず、米国に無鉄砲に追従する生まれつきの屈従心理の発現であるかも知れないという確信を再度持つようになった」と言及。国連事務総長に対して「国連の首長らしく行動することはできなくても、米国務省の単なる端くれのように振る舞ってはならない」「朝鮮半島問題に野暮に出しゃばるよりは、むしろ何も言わずに黙っている方が緊張緩和のためにも、自分自身のためにもよいのではないか」と釘をさした。

また、「われわれの度重なる勧告にもかかわらず、国連事務総長が引き続き米国の対朝鮮敵視行為に便乗する場合、自分の政治的名声に取り返しのつかない致命的な汚点を残すようになる」と警告。「朝鮮の合法的な自衛的対応措置を国連安保理の論議のテーブルに上げようとする米国と、その追随勢力の不純な試みが感知されていることに対して、強い警鐘を鳴らす」と牽制した。

(朝鮮新報)

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