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短編小説「澄んだ朝」2/コ・ビョンサム

2022年11月30日 09:00 短編小説

「東部戦線から無電が入ったかね?」

「まだです、最高司令官同志!」

「まだか…。△△トンムはいるかね」

「はい、おります」

「ところで、トンムはなぜ寝ないのだね。はやく行ってやすみたまえ」

最高司令官同志は副官の顔色を注意深く見ながら、しずかにいった。

「最高司令官同志、もう夜が明けます…」

「だから、はやく行ってやすみなさい」

「…私は疲れておりません」

「疲れを知らぬことは良いことだ。トルーマンやリッチウェイのような連中がトンムを疲れさせることはできないだろう。だが、睡眠をおろそかにしてはだめだ」

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