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「元気に学校生活送って」/北海道体協、北海道初中高へ体育用具を寄贈

2020年08月26日 10:33 民族教育

北海道体協から贈られた体育用具と共に記念写真を撮る北海道初中高の児童・生徒、教員ら(24日)

在日本朝鮮人北海道体育協会(北海道体協)が北海道初中高へ体育用具を寄贈した。

昨年、北海道体協は事業のさらなる発展を見据えて体制を一新。6月の総会で李東照会長(47)ら若い世代の役員らを選出し、新たなスタートを切った。10月16日には46人の参加のもと、体協主催のチャリティーゴルフコンペを開催した。

今年に入り、新型コロナウイルスの影響により北海道初中高でも3月から5月にかけて休校措置が取られる中、体協では児童・生徒らのためにできることを模索。会長をはじめとした理事たちが学校と協議し、古くなっていた体育用具を寄贈することを決定した。用具の購入にはチャリティーゴルフの収益が充てられた。

今回、体協が寄贈したのは、一輪車10台とバドミントンセット8つ。新しい体育用具で子どもたちが目いっぱい体を動かして、元気に学校生活を送ってほしいという役員たちの思いが込められた。

体育用具は24日に行われた同校の2学期始業式に合わせて児童・生徒らに届けられた。子どもたちは真新しい一輪車とバドミントンセットに目を輝かせていた。同校児童生徒と教員らは役員らに謝意を示し、贈られた用具とともに記念写真を撮った。

北海道体協ではこれからも「スポーツを通じて同胞社会に力を」というスローガンのもと、北海道初中高に通う子どもたちへの支援をはじめとしたさまざまな活動を積極的に行っていく考えだ。

(根)

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