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〈ダイビング相模原大会〉キム・ミレ選手は4位、キム・クァンフィ選手は準決勝敗退/女子個人10m

2019年03月02日 17:01 スポーツ 主要ニュース

キム・ミレ選手の試技

2日に行われた「FINAダイビングワールドシリーズ2019・相模原大会」(1~3日、さがみはらグリーンプール)女子個人10m決勝戦でキム・ミレ選手が4位(合計345.20点)の成績を残した。キム・クァンフィ選手は準決勝敗退に終わった。前日につづき神奈川や西東京の活動家、同胞らが会場に駆けつけ、熱い応援で選手たちの背中を押した。

13人がエントリ―した女子個人10mでは、まず2組に分かれて準決勝が行われた。決勝に進めるのは各組上位3人。キム・ミレ選手とキム・クァンフィ選手が組み込まれたグループAは7人で争われた。

キム・ミレ選手(17)は朝鮮飛び込み界のエースであるキム・グクヒャン選手(15年の世界水泳選手権で金メダル)に次ぐ実力者。自己ベストは2017年のワールドチャンピオンシップスで記録した385.55点で、今大会でも「持てる力を発揮すれば十分メダルに手が届く」とコーチ陣は話す。

準決勝にのぞんだキム・ミレ選手は2本目で76.80を記録し1位に浮上。3、4本目で3位に沈んだものの5本目の84.80を加えて合計353.60点に。日本、中国の選手を抜いてグループ1位で決勝進出を果たす。

6人が出場した決勝戦では、1、2本目でともに72.00を記録して3位につける。しかし3本目の207C(難易度3.3、後ろ宙返り3回半抱え型)で痛恨のミス。39.60と点数を伸ばせず最下位に転落する。

それでも意地を見せ、4本目の6243D(難易度3.2、後ろ倒立2回転、1回半ひねり自由型)で84.80という高得点を叩き出して4位に浮上。メダル獲得へわずかな希望を残した。だが、5本目の 5253B(難易度3.2、後宙返り2回半1回半捻りエビ型)で76.80を加えても逆転できず、合計345.20点で4位にとどまった。

一方、これまでの国際大会で主にシンクロ種目に出場してきたキム・クァンフィ選手(16)は経験を積むために個人種目にエントリーした。しかし腕を痛めていた影響もあってか、準決勝では合計296.65点で7人中6位にとどまり決勝進出は叶わなかった。

(文・李永徳、写真・盧琴順)

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