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〈D.P.R.K〜暮らしの今 5〉協同農場に田植えの季節

2018年06月12日 16:20 共和国

黄金の稲穂が揺れる秋に向けて

【南浦発=金淑美】新緑眩しい5月中旬、全国の協同農場に今年も田植えの季節がやってきた。米づくりのなかで最も大切とされる田植えの時期は農家の人々にとっていちばん忙しい季節。ここ、青山協同農場(平安南道南浦市江西区域)では5月12日から田植えが始まった。

圃場で暮らすように

農家の朝は早い。田植えの季節はなおさらだ。

青山協同農場の朝は5時半に始まる。そうすると当然、昼食までお腹が持たない。農場ではそのため、補食が欠かせないのだ。午前11時、青年作業班はちょうど休憩時間で、セリのピビンパプをかきこんでいた。エネルギーを補給したら作業再開。苗を満載した田植え機に乗り込み、いざ田んぼの中へ。

田植え作業に汗を流す青年たち

苗の植え付けは、3人ひと組で行う。運転手が田植え機を操作し、後部に乗った「苗供給手」の2人が植え付けのスピードに沿って苗を補充していく。水田に田植え機を走らせると、一面が淡い緑色に染まっていった。

「苗供給手」のリ・ポダプさん(24)は、「田植えは時機を逃すと収穫に影響が出る。この時期は圃田で暮らすように働く」と話す。

小麦色に焼けた肌に笑顔が映えるリさんだが、生まれは平壌。高校を卒業後、志願して協同農場にやってきた。音大へ進むつもりでいたが、国の食料問題を1日でも早く解決したいと農場員になることを決めたという。

「正直、初めの頃は大変だった。だって苗がどうやってできるのか、農業が何なのかもてんで知らなかったから。だけど一つひとつ仕事を覚えて、お米がどのようにつくられるかを知った。自分の手でつくったご飯の味は格別」

今年3月に行われた青年農場員の全国会議に代表として参加するなど、農業の次世代を担うリさん。「農業も科学技術の時代

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