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〈ウーマン・ヒストリー 17〉李陸史の亡骸を収めた独立運動家/李丙禧

2016年05月30日 00:00 文化・歴史

たび重なる拷問に耐えて

李丙禧

植民地時代、数多くの文学者が親日行為で変節していった中、身をもって植民地政策に反旗を翻した詩人が、李陸史であった。抗日武装独立運動を行っていた義烈団や朝鮮義勇軍などに参加し、独立軍資金募金などのさまざまな秘密工作にも関与し、生涯17回も投獄されたという。彼は30歳を越えて本格的に詩を書きだした。闘争の中でも詩作において旺盛な活動を繰り広げ、傑作を残した。代表詩集「陸史詩集」。ペンネームの李陸史も初めて逮捕された時の囚人番号が264(朝鮮語でイ・リュク・サ)だったことにちなむ。

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