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「村山談話を継承し発展させる会」発足

2013年11月12日 11:13 主要ニュース

「侵略の反省と非戦の誓い」広めたい

記者会見(11日)には日本と南朝鮮、中国の多くのメディアが詰めかけた

記者会見(11日)には日本と南朝鮮、中国の多くのメディアが詰めかけた

日本の首相が過去の侵略と植民地支配について謝罪した「村山談話」(1995年8月15日)の精神を後世に伝え、非戦、平和のために活動する「村山談話を継承し発展させる会」が11日、発足した。共同代表の鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授、田中宏・一橋大学名誉教授、天木直人・元駐レバノン大使、高嶋伸欣・琉球大学名誉教授らが同日、参議院議員会館で記者会見を開き、発足の経緯と会の目的、活動内容について話した。

安倍晋三首相は4月の参院予算委員会で、村山談話に関して「安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」と答弁。しかしその翌月、「政権としては全体として受け継いでいく。歴代内閣(の談話)を安倍内閣としても引き継ぐ立場だ」と認識を修正した。さらに、岸田文雄外相は今月5日の参院外交防衛委員会で、「村山談話」の「植民地支配と侵略によって多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」とする認識についても、「内閣としてしっかり引き継いでいる」と述べた。

記者会見で共同代表らは、

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