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〈本の紹介〉中塚明著「日本人の明治観をただす」を読む/朴日粉

ウソと改ざん許さぬ渾身の書 このところの天皇代替わりキャンペーンと相まって、「明治礼讃」がかまびすしい日本。その正体は何か。しかし、今や安倍政権の侍女と化したかのようなメディアにその答えを期待すること…

〈本の紹介〉朝鮮文化史-歴史の幕開けから現代まで/キース・プラット著

「朝鮮性(コリアンネス)」とは何か 本書は、朝鮮半島の文化を古朝鮮から現在までの通史で辿る、英語圏では初の試みである。英国人である著者は、「近現代朝鮮の国家とその精神の形成、発展」を文化から解き明かす…

〈本の紹介〉わたしもじだいのいちぶです/康潤伊・鈴木宏子・丹野清人 編著

作文に秘められた足跡 場所は川崎・桜本、共生を目指す市民たちの交流施設「市ふれあい館」がその舞台だ。本書で紹介される識字学級は、約30年前から同館で営まれており、朝鮮にルーツを持つものや日系1世のもの…

〈本の紹介〉「アジア現代女性史」第12号

アジア現代女性史研究会(代表=籐目ゆき)から年報「アジア現代女性史」第12号が発行された。特集は「朝鮮戦争捕虜問題」と「日本軍『慰安婦』と日本公娼制度の関係性」。 特集1では、朝鮮戦争下の米軍収容所に…

〈本の紹介〉報道カメラマンの課外授業―いっしょに考えよう、戦争のこと/石川文洋 著

戦争の悲惨さ、愚かさ伝える 防空壕に逃げ遅れた母親が倒れている。それを泣きながら見つめる子どもたち。筆者の石川文洋さんが1966年にベトナム戦争のさなかに撮影した写真だ(第3巻20ページ)。筆者はカメ…

〈本の紹介〉「唱歌の社会史」なつかしさとあやうさと

唱歌と天皇制の関係をえぐる 詩歌のジャンルの一角を占める唱歌について、「明治」から「昭和」にかけてその発祥と社会的はたらきについて一冊にまとめたのが本書である。唱歌とは青少年の情操の陶冶(とうや)を目…

〈本の紹介〉「朝鮮民主主義人民共和国―米国との対決と核・ミサイル開発の理由」/伊藤孝司 著

「歪んだ朝鮮像」の克服を 昨年の一触即発の戦争危機から一転、2018年は朝鮮半島情勢が平和と和解の新たなステージへと踏み出す大転換の年となった。朝鮮半島にこれ以上戦争はなく、新たな平和の時代が開かれた…

〈本の紹介〉フェイクと憎悪/永田浩三 編著

情報がもたらす分断 「フェイクと憎悪の世界を分析することは容易ではない」 本書は、編著者の永田浩三氏を筆頭に、TVディレクターや、ノンフィクションライター、新聞記者、ネットニュース編集長、精神科医、大…