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医療交流について意見交換/参議院協会メンバーが訪朝、日本医師会が同行

2019年10月03日 18:18 主要ニュース

【平壌発=金宥羅】自民党の元参院議員である宮崎秀樹氏ら参院各会派の元議員で構成する「参議院協会」のメンバーが9月28日~10月3日にかけて朝鮮を訪問した。日本医師会(日医)の横倉義武会長の名代として、愛知県医師会会長を務める日医の柵木充明・代議員会議長が同行した。訪朝団は、朝鮮の医療施設を視察したほか、朝鮮医学協会の関係者らと面談し、日朝間の医療交流について意見を交わした。

世界医師会への加盟表明

宮崎秀樹・参議院協会会長によれば、今回の訪朝は、日本政府による幼保無償化制度からの朝鮮幼稚園の除外問題が勃発し、日朝関係が悪化の一途をたどる中で、医療分野の交流をきっかけに日朝間の疎通をはかろうと企画されたもの。

滞在期間、訪朝団メンバーは、玉流児童病院、柳京眼科病院、紋繍機能回復院、平壌産院、平壌産院付属の乳腺腫瘍研究所などの医療施設を視察。2日には、朝鮮医学協会中央委員会のリ・ヒョク副委員長、平壌医学大学病院のホン・ソククァン院長らと普通江ホテルで面談を行った。

紋繍機能回復院を視察した

面談では、柵木代議員会議長が朝鮮側に、朝鮮との医療交流を進めたいという日医の横倉義武会長のメッセージを伝達した。また、朝鮮に対して、世界112カ国の医師会が加盟する非政府組織である世界医師会への加盟を提案。これに対し、朝鮮側のリ副委員長は、

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