金丸信生誕105周年を平壌で祝賀

“過去を清算し、相互信頼関係を”

【平壌発＝文・金宥羅、写真・盧琴順】故金丸信元副首相（自民党元副総裁）の生誕105周年に際して、金丸信元副首相の親族や支援者ら61人からなる日朝友好山梨県代表団が、14～19日にかけて訪朝した。金丸元副首相の子息で秘書も務めた金丸信吾さんが団長を務めた。一行は滞在期間、平壌や開城市内を参観。金丸信元副首相の生誕105周年祝賀宴が行われたほか、朝鮮外務省の宋日昊大使との面談も行われた。

近くて近い国に

金丸信元副首相の生誕105周年を迎えた17日、高麗ホテルで祝賀宴が行われた。朝鮮側からは朝鮮対外文化連絡協会の朴京日副委員長、朝日友好親善協会、朝日交流協会のメンバーらが参加した。

金丸信元副首相の生誕105周年を祝して催された祝賀会

金丸信吾さんはあいさつで、9月17日は、金丸信生誕105周年、そして日朝平壌宣言（2002年）調印の日にあたるとし、「この記念すべき日を朝鮮の人々と一緒に祝うことができたことは、大変なよろこびであり、感慨深いものである」と述べた。