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〈人・サラム・HUMAN〉「筑豊地区朝鮮学校を支援する会」代表・栗田尚哉さん

「ライフワーク」として寄り添う

地元は、福岡県の市町村で4番目に在日朝鮮・韓国人の人口比率が高い鞍手町。学生時代は在日コリアンの友人らと親しく付き合い、23歳で教職の道に進んでからは偏見や差別の解消に取り組んできた。30代後半で日本軍性奴隷制被害者らが生活する「ナヌムの家」を訪れたことを機に戦争責任を深く痛感。今日も「自分の問題」として向き合い続けている。58歳。

趣味はギター。6年前に福岡朝鮮歌舞団の団員と知り合うと、その芸術文化精神に共鳴し活動をバックアップするように。朝鮮の曲も教わった。

「『아이들아 이것이 우리학교다』。歌は素晴らしいけど『日本の学校よりいいです』の歌詞が引っかかって」。しかし朝鮮学校を訪れてみると「日本の教育現場で失われたものが全てある」と感銘を受け、前述の歌詞が「すとんと落ちた」。

「知ろうよ!朝鮮学校、筑豊の会」(16年結成)代表として学習会や教員、児童間の交流を持ち、「筑豊地区朝鮮学校を支援する会」に発展(昨年5月)して以降は、筑豊から朝鮮学校に通う生徒や県内の朝鮮学校の支援、無償化裁判の世論喚起などに力を注ぐ。

これらの活動は「ライフワーク」と言える。「その過程で平和な社会が実現すると信じているから」。第一弾目のイベントは昨年12月の「ビ-ルを飲んで支援しよう!」。「若い世代の意見を取り入れて今後も楽しい活動を企画したい」と意気込んでいる。

(徳)