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〈3.1独立運動と朝鮮農民(上)〉運動の社会経済的背景/洪昌極

日本への輸出のために群山港に積上げられた米(典拠:辛基秀編著『韓国併合と独立運動』労働経済社、1995年)

はじめに

3.1運動は、200万もの朝鮮人が立ち上がった挙族的人民蜂起であった。それほど多くの大衆が参加した3.1運動の背景にあるものは一体何だったのか。私はこの問題について、当時の朝鮮農民が置かれた社会経済的背景に光を当てて考えてみたい。なぜなら、当時の朝鮮人人口の約8割強を占め、3.1運動における参加者中最も多い存在であった農民の生活状況を抜きにしては、3.1運動における朝鮮民族の怒りは説明できないからである。

さらにこの問題は、3.1運動以後の民族解放闘争のあり方を考える上でも非常に重要である。民族解放闘争は、3.1運動以後、困難な3つの課題に同時に取り組んでいかなければならなくなる。すなわち、(1)コミンテルンや中国の抗日闘争・反ファシズム運動などとの〈国際的連帯〉、(2)農民運動・労働運動を通じた〈運動の大衆化=大衆自身の政治経済的主体化〉、(3)朝鮮民族解放闘争の独自的課題の追求、である。(2)の〈運動の大衆化〉という課題は、農民の生活状況への具体的・実践的な取り組みでった。こうした課題が運動の重要課題として浮上する契機の1つとなったのは、まさに3.1運動であったのである。

以下では、朝鮮農民の置かれた社会経済的条件と、3.1運動以後の〈運動の大衆化〉過程について見ていきたい。

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