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性奴隷被害者証言研究を報告/バウラック総会シンポ

2018年10月05日 09:56 主要ニュース

「問う」から「聴く」へ

2018年度VAWW RAC(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター)総会シンポジウムが9月30日、在日本韓国YMCA(東京都千代田区)で行われ、ソウル大学法学専門大学院の梁鉉娥教授(58)が日本軍性奴隷制被害者の証言研究について報告した。当日、VAWW RAC会員など100余人が会場に集まった。シンポは台風の影響により内容が短縮された。

100余人が集まったバウラック総会シンポ

中原道子共同代表のあいさつの後、金富子共同代表が報告趣旨を説明した。

被害者たちの口述記録は1990年代初、まだ証言を記録する方法が理論化される前に、韓国挺身隊研究会と韓国挺身隊問題対策協議会が編集・刊行した「証言:強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」(以下、「証言集」)により始まった。「証言集」は2冊の中国編を含め、これまで全8冊刊行されており、計102人の証言が記録されている。

梁教授はその内、第4集(1993年刊行)の編集に携わった。

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