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〈ものがたりの中の女性たち 8〉昨夜、変身しました/朴氏夫人

あらすじ

漢陽に李得春という宰相がいた。聡明で幼くして科挙に合格、風流を解し、将棋や笛の腕前も相当なもので、ようやく授かった息子・時白を大層かわいがる。

ある日、金剛山の仙人朴道士が訪れ将棋と笛を競うことに。道士は息子・時白を見るや、その場で自身の16歳の娘との婚姻を申し込む。

得春は、道士の神技に感嘆し快く縁談を受け、定めた日に時白を連れ金剛山深く分け入り道士の娘と結婚させる。

ところが時白は、婚姻の夜、朴氏の容貌に失望、それ以来朴氏を遠ざけ寄りつかない。家族や使用人も彼女を軽んじ嘲笑するようになる。舅の得春だけが彼女を理解し優しくする。朴氏は、裏庭に離れを建て「避禍堂」と名付け独り寝起きするようになる。

その後、3年間、朴氏は舅の参内用の朝服を一晩のうちに芸術的な刺繍を入れて完成させたり、痩せた仔馬を買い取り立派な駿馬に育て中国の使臣にばく大な値で売り李家の財産を増やしたり、不思議な硯を時白に持たせ科挙に首席合格させたり、婚家から二歩で金剛山の実家に里帰りし翌日帰ったりする。

このとき道士は、娘の厄落としが済んだと言い、李得春の家に赴き道術を使い娘を「脱皮」させ、朴氏は一瞬で絶世の美女に変身する。

すると、時白と家人たちはそのときから彼女を愛することになる。

一方時白は、順調に出世し兵曽判書になり、 林慶業と共に南京に使臣として赴くことに。そこで彼らは「可達の乱」に遭遇、明を助け帰国、時白は右丞相、林慶業は副元帥に昇進する。

すると、清王が朝鮮侵略の前に林慶業と時白を亡き者にしようと、奇紅大という女スパイを時白の実家に送り込む。朴氏はこれをあらかじめ見抜き、舅・得春を騙し取り入ろうとする奇紅大の正体を暴き懲らしめ追い出す。

将軍2人の暗殺に失敗した清王は、将軍・龍骨大と律大兄弟に兵10万を与え朝鮮侵略に乗り出す。

天啓を受けた朴氏は王に清の侵略を告げるが、奸臣・金自點の反対によって受け入れられない。ついに侵攻は始まり、王は南漢山城に避難するが結局降伏する。

多くの人々が捕らえられ犠牲になるが、朴氏の「避禍堂」では怪異が起こり律大は首を刎ねられ、堂に避難した婦女子だけが無事生き残る。

これを知った兄・龍骨大が復讐をしようと「避禍堂」を襲撃するが、またもや怪異と天変地異が起こり退却、敗走の途中、林慶業に遭遇し大敗、朝鮮の王は朴氏の予言と忠告を無視したことを悔い、朴氏夫人を忠烈夫人に封じ、謝罪の手紙を送る。

後に朴氏夫人は11人の子宝に恵まれ、それぞれが結婚し豊かに暮らす。朴氏夫人夫妻は90歳の長寿だった。


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