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〈D.P.R.K〜暮らしの今 3〉買い物客で賑わう平壌第1百貨店 

“お目当ては、人気の新商品”

【平壌発=金志永】「新商品が出たと聞けば、まずは『イルベク』に向かう」‐朝鮮国内最大の百貨店は、首都の中心部、金日成広場の近くにある。平壌第1百貨店。「イルベク(1백=1百)」の略称で呼ばれる地上9階、地下1階の建物は、いつも大勢の買い物客で賑わっている。

買い物客でにぎわう平壌第1百貨店

市内の各区域にも百貨店や大型商店がある。それでも、人々があえて平壌第1百貨店を訪れる理由は、その豊富な品揃えにある。同百貨店は、1982年のオープン以来、卸売業者を通さず、生産工場と直接契約し、商品を仕入れている。人気製品、注目を集めそうな新製品は、必ず「イルベク」に集まる仕組みになっている。2010年から毎年開かれている「平壌第1百貨店商品展示会」も集客効果を上げている。全国各地の工場、企業が創意工夫を発揮してつくった新製品、試作品が出品され、ここで高い評価を受けた製品は「イルベク」で販売される。

商業課のリ・ソンスクさん(50)によると、百貨店で取り扱う商品の数は、毎年増え続けている。「今年のヒット商品は、『ソナム(소나무)』ブランドの学生用カバンとミンドゥルレ(민들레)学習帳」だという。平壌カバン工場とミンドゥルレ学習帳工場の製品だ。両工場とも金正恩委員長の現地指導を受けた。その報道を通じて、新製品への関心が高まった。売り場には、学生や若い親子連れが詰めかけている。

衣料品売り場で、試着する親子連れ

日用品売り場にも、新商品が頻繁に登場する。販売員のホ・ウンへさん(30)によると、「『リョンアクサン(룡악산)』ブランドの液体洗剤の売り上げが好調」だという。粉末洗剤からの乗り換えが多いそうだ。万景台区域からバスに乗り、百貨店を訪れたカン・スオクさん(31)も、「洗剤やシャンプー、リンス、歯磨き粉などは『イルベク』で購入するようにしている。色々な商品を見比べられるのがいい」という。

人気の高い新商品は、

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