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〈ものがたりの中の女性たち 7〉「王の命といえ死んでも従えません」/尹知敬

あらすじ

朝鮮王朝中宗王の時代、尹鉉という宰相に三人の息子がいた。三男・知敬はとくに優れ、十五歳で初の科挙に合格、進士になるとその名は轟き多くの縁談が。

その年の夏、伝染病がはやると父・尹公は病を避けるため知敬を連れて、亡くなった従妹の元夫・崔参判の家に身を寄せる。そこで知敬は崔参判の後添い李氏夫人が産んだ十二歳の蓮花と一目で恋に。知敬は結婚を申し込むが断られる。

二人は流行り病に倒れ、知敬と蓮花は同じ屋敷で療養しながら縁を深めていく。快癒した蓮花は自分の気持ちを伝え両親を説得、晴れて婚約に至る。知敬が十六歳になると科挙の最終試験に首席で合格、両家ともに喜び婚礼の日を決める。

ところが、知敬の名声を知った中宗王の弟・熹安君が尹家に縁談を断られた腹いせに、知敬を王の寵姫である後宮・敬嬪朴氏の娘・延城翁主の駙馬として紹介、強引に王の許可を取る。

知敬と蓮花の婚礼のとき、参内の命が下される。式を終え誓いの盃を交わした後に仕方なく参内した知敬は、王から延城翁主との婚姻を許すと告げられる。驚いた彼はすでに既婚者であり、駙馬にはなれないときっぱりと断る。

王の隣に座っていた熹安君が、式だけなのだから無効だと強弁すると、知敬は激しく熹安君の横暴を非難する。そんな知敬に王は激怒、知敬父子は投獄される。

臣下である知敬はそれ以上王命を無視できず、仕方なく婚姻、翁主はその姿が醜いばかりか行いも正しくなく、知敬は初日から翁主の部屋には一切行かず父親の部屋で寝泊まりする。

知敬は蓮花の家を足しげく訪ねて夜を共にし、周囲の反対を押し切り毎日彼女と過ごすが王に知られ、厳重注意された両家は一計を案じ蓮花が死んでしまったことにする。

蓮花の「死」を聞いた知敬は葬儀に出ることもかなわず、3年間を喪に服し、涙の中で歳月を送る。ある日、崔公の幼い孫が嘆き悲しむ知敬に蓮花が生きていることを告げる。2人は劇的な再会を果たし、知敬はその後一切参内せず蓮花の元で過ごす。

すぐに朝廷に知れ使者が参内を促すが、知敬は狂人のように王を罵り、権臣・南袞や沈貞などが趙光祖および三十人を謀殺した己卯士禍の真相を暴露、王にそのまま伝えろと叫ぶ。知敬は王の怒りに触れ逮捕、蓮花とは別々に遠流に。

2年後、王の使者を前に変わらず狂ったふりをして王を非難する知敬。怒り狂った王は彼を済州島に流そうとするが、聡明な東宮によって免れる。

その翌年、凶事を企み東宮を陥れようとした敬嬪朴氏が処刑、熹安君と延城翁主は島流しになる。王は東宮に聞かされた知敬の知恵と信念に感服、駙馬を解き呼び戻すと位を与え蓮花の流配も解く。

東宮が即位し仁宗になると、謀反に関与しなかったとして延城翁主は許され知敬の元に戻る。仁宗の説得もあり心を入れ替えた翁主を知敬と蓮花は温かく迎える。その後、尹知敬は2人の夫人と共に幸せな家庭を築く。


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