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吉隈炭坑の犠牲者らを慰め/福岡県桂川町で徳香追慕碑供養36年祭

2017年12月13日 13:11 主要ニュース

「徳香追慕碑供養36年祭」(同実行委主催)が11月26日、福岡県嘉穂郡桂川町にある「徳香追慕碑」の前で行われ、実行委の大野節子代表、総聯福岡県本部の徐好植副委員長、総聯筑豊支部の李鐘健委員長をはじめ同胞、日本市民ら22人が参加した。

桂川町で行われた供養祭

碑は1936年に麻生吉隈炭坑で発生した坑内火災で犠牲になった朝鮮人25人、日本人4人を追悼するため建立された。その後、戦争の激化とともに強制連行、強制就労の犠牲者も合葬された。

現在の碑は再建されたもの。1980年ごろ麻生鉱業は団地造成のため碑を撤去しようとしたが、地元の住民は碑が炭鉱の重要な遺跡であり祖父の痛みの歴史であるとして麻生鉱業側に再建を強く要望、82年5月に新たな徳香追慕碑が再建された。

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