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【インタビュー】国連マイノリティフォーラムに日本から初のパネリストとして参加、人権協会・朴金優綺さん

“民族教育権擁護運動が有する国際的な意義”

去る11月30、12月1日にスイス・ジュネーブで開かれた「第10回国連マイノリティフォーラム(Forum on Minority Issues)」(以下、フォーラム)に日本から初のパネリストとして招待され、日本政府による朝鮮学校差別と在日朝鮮人の若者らの抵抗運動について報告を行った、在日本朝鮮人人権協会事務局の朴金優綺さんに、報告の内容と反響、フォーラム参加の意義について聞いた。(聞き手・金淑美)

-国連マイノリティフォーラムとは? また、参加の経緯について教えてほしい

国連マイノリティフォーラムとは、国連人権理事会によって年に一度、マイノリティ問題に関する国連特別報告者主導のもと、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で二日間にわたって開催されているフォーラム。世界中から民族的・宗教的・言語的マイノリティを中心とするマイノリティの人々が集い、それぞれが直面している課題と課題克服のための実践、当該政府への勧告案を報告・共有する場となっている。マイノリティやNGOだけではなく、各国政府、関連国際機関、国連の専門家(条約機関の委員など)、大学・研究機関なども参加し、参加者間の対話と協力、ネットワーク作りが目指されている。

今年は、マイノリティの権利と国家の義務を規定した「民族的、宗教的及び言語的マイノリティに属する者の権利に関する宣言」の採択から25周年を迎え、フォーラム開催10周年を迎える節目の年でもあり、世界中から400を超える参加者が集った。

招待のきっかけは、国連人権高等弁務官事務所からの呼びかけに対し、関係するNGOが私を含めた数名を推薦してくれたこと。それが今年8月上旬で、そのあとすぐに自身のプロフィールを国連人権高等弁務官事務所に送付した。パネリストは、国連マイノリティ問題特別報告者が国連人権高等弁務官事務所と協議したうえで選定する。9月末に決定を受けて、参加する運びとなった。

人権理事会が行われる会議室で開催された

-具体的にどのような内容を報告したのか。

私は第一パネル「マイノリティの若者をエンパワーするためのインクルーシブな教育」のパネリストとして登壇し、①在日朝鮮人の若者らが直面する課題としての日本政府による朝鮮学校差別及び②在日朝鮮人の若者らによる抵抗運動について報告した。具体的には①日本政府の差別によって、在日朝鮮人の自国語を教える教育機関である朝鮮学校の存続が危機に瀕していること、日本政府は朝鮮学校を正規の学校として認めておらず、国庫補助もなく大学受験資格も一律には認められていないこと、近年では「高校無償化」制度の対象から朝鮮高級学校生徒だけが政治・外交上の理由で除外され被害を被っていること、少なくない地方自治体が朝鮮学校への補助金を停止していること、②在日朝鮮人の若者らはこうした差別に毅然と立ち向かっており、「高校無償化」制度からの除外に抵抗しての裁判闘争、毎週金曜日に文科省前で行っている「金曜行動」、国連条約機関へのロビイングなど広範囲に活動を繰り広げ、さらにはアートを通じた日本の大学との交流や公開授業の開催など、朝鮮学校への理解を広げるための様々な努力を行っていることを報告した。

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