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吉見裁判/高裁判決言い渡し迫る

2016年12月09日 14:21 主要ニュース 歴史

“研究者の名誉守る判決を”

日本軍「慰安婦」問題研究の第一人者である中央大学の吉見義明教授が、2013年7月26日に日本維新の会(当時)の桜内文城衆議院議員(当時)を名誉棄損で訴えた裁判の控訴審判決が12月15日、15時から、東京高裁101号法廷で言い渡される。

9月6日に東京高裁で行われた第2回口頭弁論後の報告集会で発言する吉見義明教授。(右)

9月6日に東京高裁で行われた第2回口頭弁論後の報告集会で発言する吉見義明教授。(右)

発端は2013年5月13日に橋下徹前大阪市長が記者団に対し、「あれだけ銃弾の雨嵐の如く飛び交う中で命かけてそこを走っていくときに、そりゃ精神的に高ぶっている集団、やっぱりどこかで休息じゃないけども、そういうことをさせてあげたいと思ったら、慰安婦制度ってのは必要だということは誰だってわかるわけです」と発言したことだ。この発言に対し、国内外から批判を浴びた橋下前市長は同月27日に日本外国特派員協会で記者会見を行い、その際に同席した桜内氏が次のような発言をした。

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