【投稿】長野初中と共同で「支援田」20年/荒井宏行
2016年10月14日 10:34 主要ニュース「日本人として当然のこと」
松本市の郊外に田園風景がひろがり、島内地区の北アルプスを望める学習田。長野初中に隣接しているその学習田で9月28日、長野初中の児童、生徒たちが泥に足をとられながら稲刈りを行った。
今年は長雨が続き、できるかと気を揉んでいたが、幸運にも前日に晴れた。手刈りと、一条刈りのバインダー2台で黄金色のコシヒカリを効率よく刈っていった。生徒たちは、この稲束を手際よくハゼに掛け、8アール(1アール=100平方メートル)の稲刈りを午前11時前に終えた。
「朝鮮の自主的平和統一を支持する松本市民会議」(日朝松本市民会議)と「食とみどり・水を守る松筑地区会議」の支援のもと、生徒たちは5月の田植えから稲刈り、脱穀までを通して食の大切さを学ぶ。この風景は今年で10年になる。