朝鮮学校の新入生を祝福する「入学おめでとう応援隊」のメンバーたち
神奈川県の黒岩祐治知事は13年2月13日、朝鮮の核実験を受けて県内の朝鮮学校5校に交付してきた県独自の経常費補助金を13年度当初予算案に計上しないと発表。県の学事振興課から神奈川朝鮮学園に送られてきた通知は、学園はもちろん父母や関係者たちにとって突然の出来事であった。県はその1週間前、1977年から継続して支給してきた経常費補助金を13年度も計上する方針を示していた。
県の動きに倣うかのように、大和市は数日後に補助金の予算計上を見送り、横浜市は10月に朝鮮学校への補助金について国際情勢に応じて支給しないことができるよう要綱を改正して、14年度からの予算執行を停止。川崎市は14年度から朝鮮学校への3形態の補助金を廃止し、健康・安全事業と多文化共生・地域交流の名目で補助金を支給。学校運営においては実質的な補助金支給の停止であった。
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