〈補助金問題の現在地~3.29通知を受けて~ 7〉民族教育の根幹を守り抜く/東京(上)
2016年07月22日 11:12 民族教育不明瞭な凍結理由
1963年、東京都は、「私立学校教育研究費補助金」(63年~94年)の名称で、全国に先駆け初めて朝鮮学校の「教育研究への補助」として補助金を支給。その後、95年度からは「私立外国人学校教育運営費補助金」として交付を始めた。同補助金は、外国人学校への補助制度に基づき、都内の朝鮮学校10校に対し、支給凍結に至る2010年度までに、一人当たり年間約1万5千円を支給していたが、政府が「高校無償化」制度から朝鮮学校だけをその指定対象から除外したことと連動するように、都は10年から停止措置をとった。