モスクワで、行事計画書調印/「朝ロ友好の年」開幕行事
2015年04月22日 17:58 主要ニュース15日発朝鮮中央通信によると、朝ロ友好の年の開幕行事が14日、ロシアのモスクワで行われた。会場には両国の国旗が掲げられ、両国の友好関係発展の歴史をたどる写真が展示された。
行事には、盧斗哲副総理を団長とする朝鮮政府代表団、ロシア駐在朝鮮大使、大使館員とロシアのユーリー.P.トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表、極東発展相、議会両院の国際問題委員会委員長、外務省、運輸省、教育科学省、文化省の各次官をはじめ関係者、ロシア科学アカデミー極東研究所、朝鮮との親善・文化協力ロシア協会、ロシア鉄道株式会社、ブリッジグループなど学界、社会団体、企業の代表が参加した。
トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は演説で、長い友好の歴史を持つロ朝両国がロシアの戦勝70周年と朝鮮解放70周年を迎える今年を友好の年に定め、開幕行事を行うことになったのは伝統的なロ朝関係を絶えず強化し発展させようとする双方の確固たる意志の表れであると述べた。
盧斗哲副総理は、今日、朝ロ友好・協力関係が政治、経済、文化など各分野にわたって強化され、発展していることに言及。ロシアの友人たちと緊密に協力して、計画された全ての事業が豊かな実を結ぶようにすることで、朝ロ友好の年が両国の友好関係史に輝かしい1ページとして飾られるようにすると強調した。
開幕行事では、両国の外務次官が朝ロ友好の年の行事計画書に署名した。
朝鮮政府とロシア政府との間の国際自動車運輸に関する協定、朝鮮政府とロシア政府との間の2015-16年度文化・科学協力計画書、朝鮮中央銀行とロシア中央銀行との間の協力に関する覚書が調印された。
同日、ロシア側は朝ロ友好の年の開幕行事に際して宴会を催した。
(朝鮮新報)