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松代大本営の強制連行に関する説明看板/「強制性」めぐる表現消す 

2014年11月17日 10:09 主要ニュース
「強制的に」の部分に白いテープが張られている説明看板

「強制的に」の部分に白いテープが張られている説明看板

長野市は13日、従来の説明看板を取り外し、あいまいな表現が記されている新しい説明看板を設置した。新表記の看板には「強制性」をめぐる表現を変更し、「多くの朝鮮の人々が強制的に動員されたと言われている」「必ずしも全てが強制的ではなかったなど、さまざまな見解がある」などとした。

これに関して守る会の塩入隆会長は「多くの反対を無視した長野市の決定を遺憾に思う。新しい説明看板に『平和な世界を後世に語り継ぐ』と記しているが、ならば正しい歴史を理解し、それに則って行動を起してほしい。私たちはあきらめない。多くの署名を集めて年明けに市長に提出するなど要請活動を続けていくつもりだ」と語気を強めた。

(李永徳)

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