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〈それぞれの四季〉「運転手」/金仙喜

私の母は女性同盟西横浜支部の副委員長(非専任)を務めている。そんな母は支部の行事が近づいてくると、決まって数日前から買い出しに出かける。買い出しの内容は主に食材や備品、プレゼントなど。そして、当日の朝…

〈それぞれの四季〉“一歩踏み出す勇気”/白未聖

今回最後となった「それぞれの四季」の執筆。朝大時代、舞踊部の先輩でもあったオンニからの依頼で書くことになったのだが、最初はこんな私に何が書けるだろうかと悪戦苦闘したものだ。執筆過程は、色々悩むことも少…

〈それぞれの四季〉心の拠り所/姜美蘭

結婚を機に地元を離れ、新しい土地での新生活。女性には多いのではないだろうか。 私も生まれ育った愛知から京都へ来て10年が経つ。 京都に来て間もない頃、友達も少ない環境で、心の拠り所となったのは支部であ…

〈それぞれの四季〉「춤은 마음으로(踊りは心で)」/崔安淑

6日、文芸同東京支部舞踊部記念公演が行われた。今回は第10回目を迎える節目の年でもあり朝鮮の4大名作をはじめ数々の大作にも挑んだ。 今公演のラストを飾ったのは、先代たちが血と汗で守り受け継がれてきたウ…

〈それぞれの四季〉同僚の結婚式で…/白未聖

5月の始まり、学生時代の先輩でもあり同僚のソンセンニム(先生)の結婚式があった。そのソンセンニムとは、5年間、苦楽を共にした仲で広島幼稚班とそこに通う子どもたちを輝かせるため、様々なことにチャレンジし…

〈それぞれの四季〉「女子力」とは?/姜美蘭

いつからか普通に聞くようになった「女子力」という言葉。  私の女子力ははたしていかがなものだろうか? 私も女性として産まれたからには、いつもキレイにしていたいと思う。 そもそも「女子力」とは? ドラマ…

〈それぞれの四季〉“ハムケ”/崔安淑

《アンニョンハシンミカ!》 支部事務所の扉がひらき、元気よく学生たちが集まってくる。 そう、学生会の公演の時期がやってきたのだ。学生会とは日本の中学・高校に通う在日コリアン学生たちの出会いの場であり、…

〈それぞれの四季〉背中押された日/白未聖

桜が満開のこの季節、毎年ユチバンで一番のメイン行事といえば入園式だ。 温かい春風が吹く式当日に、アボジ・オモニに連れられ緊張した面持ちで登園する新園児たち。