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〈取材ノート〉「当事者が本気出さんかい」

テレビドラマ「運命の人」(山崎豊子原作)を毎週見ている。主人公の新聞記者は、「沖縄返還」の裏に隠された日米政府の密約を明るみにしようと奔走する。それを踏み潰そうとする国家権力に抗う「途方もなさ」がひし…

〈取材ノート〉憧れの「洪吉童」

幼い頃、母方の祖父母の家で、一つの映画に出会った。「洪吉童」。朝鮮王朝時代の腐敗した封建社会の不条理に異を唱え、庶民のために立ち上がったヒーロー映画だ。神出鬼没で悪を懲らしめる主人公のかっこよさは、幼…

〈取材ノート〉一筆啓上、文科相さま

朝鮮学校に対する「高校無償化」問題が浮上し、3度目の卒業式を迎えようとしています。2年以上にも渡る子どもたちのたたかいを、どんな気持ちで見てきたのでしょうか。

〈取材ノート〉6.15への回帰

平壌で行われた6.15共同宣言実践北側委員会総会(1月31日)で、旧知の統一部門関係者に会った。新たに委員長に任命された金朎星氏だ。

〈取材ノート〉通名とチョゴリ

記者も通名をもっている。だが、自己紹介をするとき、ファミリーレストランで名前を聞かれたときや通販で商品を注文するときは当然だが本名を使う。今、普段の生活の中で、通名を使うことはほとんどない。

〈取材ノート〉被災地にいた記者として

東日本大震災からもうすぐ、1年が経つ。震災直後から宮城県を中心に計50余日間、現地で取材した。震災は大切なものを多く奪った反面、それまで見えにくかったものを気づかせてくれた。

〈取材ノート〉「感動した」では終われない

昨年取材したある中小地域の朝鮮学校の記事を読んだ関係者から、「感動した」との反響をもらった。記事は同校の創立記念行事と、日々奮闘する教員の日常について書いたもの。

〈取材ノート〉被災地にいた記者として

東日本大震災からもうすぐ、1年が経つ。震災直後から宮城県を中心に計50余日間、現地で取材した。震災は大切なものを多く奪った反面、それまで見えにくかったものを気づかせてくれた。