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〈取材ノート〉喜びの声に耳を傾け

平壌で行われる2016年迎春公演に出演するため平壌ホテルに滞在している第29回在日朝鮮学生少年芸術団の児童、生徒たちが、4階の壁に貼られている芸術団に関する朝鮮新報の記事を読みながら喜びの声をあげた。…

〈取材ノート〉人の支えが力に

8日、「全国大会」東京都予選第2地区決勝戦で東京朝高ラグビー部が勝利を収め、初の「全国」出場を果たした。試合後、本紙記者の取材に対し、呉昇哲監督は「『みんなの力』でもぎとった『全国大会』出場権である」…

〈取材ノート〉分断の維持に「貢献」しないために

70年前の「解放」は、朝鮮民族にとって分断という苦難の始まりだった。45年、日本の敗戦によって植民地支配から解放された朝鮮は、米国のイニシアティブにより北と南に分断され、不当にもそのまま固定化されてし…

〈取材ノート〉広がる「自粛」の空気

先日、丸善&ジュンク堂渋谷店の「自由と民主主義のための必読書50」フェアが急きょ撤去された。18日の告知から、ネット右翼の抗議が相次ぎ、3日後の21日には本部からの支持で棚自体が撤去されたとい…

〈取材ノート〉心技体を支える「食」

連載「心・技・体」で様々な同胞アスリートを取材していると、ある重要なキーワードにたどり着く。それは「食」だ。 ブラジリアン柔術家の姜宗憲さんは世界の高みが見えてきた頃から「酒を一滴も飲んでない」。その…

〈取材ノート〉自覚して闘うこと

関東大震災から今年で92年になる。 あの当時流された「朝鮮人が井戸に毒をいれた」「朝鮮人が暴動を起こしている」という流言飛語によって、関東一円で数千人の朝鮮人が軍、官憲、民衆らによって虐殺された。今で…

〈取材ノート〉若い世代一人ひとりに「鍵」

9月6日の西東京公演を皮切りに、日本各地で巡回公演している青商会結成20周年記念公演「ウリ民族ツアーステージ~世代を継いで~」が大きな反響を呼んでいる。 公演中、舞台に映し出された映像には、「学校閉鎖…

〈取材ノート〉ラガーマンの涙

彼らは楕円球を追い続けていた。2年前のラグビーフェスティバル(愛知)で取材した創部2年目の愛知中高中級部ラグビー部員たちが、京都で行われたフェスタ(8月)で高級部のユニフォームをまとっていたのだ。体は…