〈取材ノート〉壊される「日常」
2016年04月13日 14:01
3月30日。文科省記者クラブ。洪水のように焚かれるフラッシュの先には17歳の生徒たち。文科省通知に抗議する朝鮮学校側の記者会見、報道陣から矢継ぎ早に質問が飛ぶ。「肖像画は」「指導者礼賛は」。教育現場に…
〈取材ノート〉届かない声はない
2016年03月08日 11:16
差別是正を求める声は、誰かの耳に、胸に確実に届いている。2月19日のある出来事がそう確信させた。 文科省前での「金曜行動」が終わった後、ある日本学校の女子生徒が朝大生に話しかけていた。その朝大生による…
〈取材ノート〉幼い瞳に映るもの
2016年03月01日 15:42
〝すれ違った悲しい日々、思うって大事だね…未来は僕たちのもの、明日を信じたい″ 毎年、神奈川学区音楽会で、横浜初級と横浜市立青木小学校の児童たちが歌う「未来への架け橋」の歌詞だ。
〈取材ノート〉即席品評会を開催
2016年02月20日 11:59
平壌・万景台区域の先興食料工場で作られている5個の製品が、昨年、朝鮮の国内最優秀製品に授与される「12月15日品質メダル」を授賞した。この工場を取材をすると、快挙の裏側には商品開発にかける飽くなき探究…
〈取材ノート〉ニーズに適合した対策を
2016年02月09日 16:36
先月後半、新幹線に乗って某地方都市を訪ねた。約3年ぶりの泊まり込み出張。窓越しに山々の広がる景色が見えてくるにつれ、新たな出会いに胸が高鳴った。 そこには70年にも及ぶ歴史を持つウリハッキョがあった。…
〈取材ノート〉タスキつなぐ成人者たち
2016年01月27日 16:23
本紙1月の紙面には、華やかなチョゴリと新調したスーツに身を包んだ若者たちの笑顔が並んだ。成人を迎えた同胞青年たちは、今まで支えてくれたすべての人たちへの感謝を述べながら、同胞社会のために生きていくこと…
〈取材ノート〉答えは同胞の中に
2016年01月19日 15:07
昨年12月末、三重県で行われた「シアリ公演2015~アリラン」。四日市初中のチャリティーを目的とした同公演では同校卒業生以外にも、韓青や日本学校に子を送る同胞など幅広い同胞が舞台を共にした。
〈取材ノート〉「私たちを2度殺すのか」
2016年01月06日 15:38
先月28日、日本軍「慰安婦」問題をめぐる日本・南朝鮮外相会談が開かれ「妥結」したとのニュースが飛び込んできた。 会談では、「慰安婦」被害者を支援するための財団を南朝鮮政府が設置して日本政府の予算から資…