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〈取材ノート〉「頑張らなくても」いいように

コロナ禍で、DV被害が増加しているという。 ニュースでは「勇気を出して通報しましょう」などと流れてくるが、いささか違和感を抱く。目に見える、または見えない暴力を振るわれるという恐怖で、誰にも打ち明けら…

〈取材ノート〉更地と化した街に立ち

東日本大震災から10年を機に訪れた岩手県。大船渡市での取材を終え盛岡への帰路につく途中、総聯本部委員長が陸前高田市に連れて行ってくれた。 太平洋に面する同市では、かつて約2万人の人々が生活を営んでいた…

〈取材ノート〉「憤り」を原動力に

「センターを訪れたときの驚き、憤りが今回の企画に繋がっています」 高麗博物館(東京都新宿区)に現在展示されている「現代トピック」コーナーの紹介文の一文だ。

〈取材ノート〉中国人の整体師

「李サン、イラッシャイマセ。待ッテイタヨ」

〈取材ノート〉新成人たちの抱負

「在日朝鮮青年の日」(1月11日)を迎え、今年も多くの同胞青年たちが人生の新たな門出を迎えた。 色とりどりのチマ・チョゴリやピカピカのスーツを身にまとった新成人たちが多くの同胞らの祝福の中、同級生たち…

〈取材ノート〉見えた課題

ユニクロによる外国人学校排斥問題。今回取材をしながら、日本社会のなかの在日朝鮮人という存在について改めて考えさせられた。それは、異国の地に生まれ、代を継いで生活を営んできた在日朝鮮人当事者たちとその他…

〈取材ノート〉後を絶たないヘイト行為

化粧品販売大手DHCの会長が、自社の公式サイト上で朝鮮半島にルーツを持つ人々への蔑称を用いた差別的なメッセージを掲載し、「社会的影響力のある大手企業によるヘイトスピーチであり、責任は大きい」と批判の声…

〈取材ノート〉コロナに問われた真価

年の瀬が迫るほど、2020年の過ぎた日々が思い出される。 4月7日、出張先の大阪・鶴橋の某ホテルで一人、緊急事態宣言をする前首相の生中継を観た。しばらく東京に戻れなくなってしまった。取材できるネタもな…