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〈Strangers In Pyongyang 4〉朝鮮の人も笑う/北岡裕

気だるい平壌の冬の休日と、アナログなサーカス 「また来る時もこのまま、この場所が変わらずあってほしい」。旅先で呟く、そんな感傷的な旅人のことばは、その土地で暮らす人間にとっては無責任で迷惑なものに違い…

日朝友好第32回高麗野遊会、180人が参加

排外主義に打ち勝つ信頼関係を 日朝友好第32回高麗野遊会が11日、埼玉県日高市の高麗神社で行われた。(主催=同実行委員会)。同胞や日本市民、南朝鮮の人々など約180人が集まった。 雲一つない冴え渡った…

〈日朝友好第32回高麗野遊会〉参加者たちの声

若者たちに受け継がれる朝・日友好のバトン 1982年に初めて開催された高麗野遊会は今年32回目の開催。今回の高麗野遊会には第1回目からの参加者から、初参加の10代の若者まで、幅広い年代の人々が共に焼肉…

「新潟から日朝友好を発信」/連絡会発足、朱鷺メッセで

日朝友好新潟連絡会の発足式が11日、新潟市の朱鷺メッセで、日本の有志たちと総聯新潟県本部の関係者約120人の参加のもと行われた。新潟において日本と朝鮮の草の根レベルの交流を通じて、両国の国交正常化や東…

〈Strangers In Pyongyang 3〉羊角島ホテルで出会った泣き上戸の男/北岡裕

朝鮮伝統の禁煙法? 「日本からのお客さん、お酒は飲まれないのですか」。ふらりと冬の夜の羊角島国際ホテルのバーに入って来たその男性は、羊角島国際ホテルの名物だという、黒生ビールの入ったジョッキをあっとい…

〈世界卓球〉「我らの願い」に震えた夜/北岡裕

赤いシャツを着こみ、手には共和国旗。日本人の私が5月1日に行われた世界卓球南北戦の朝鮮側応援席に座ったのは、某雑誌社の観戦記取材のため…、もあるが、実は朝鮮ポップス鑑賞がその大きな目的だった。

〈Strangers In Pyongyang 2〉寡黙な平壌の職人、運転手さんの話/北岡裕

背中越しに聞いたどや声 朝鮮ツアーの車内は騒がしい。案内員は流ちょうな日本語で、懇切丁寧にガイドを続ける。「あちらが労働新聞社の建物です」。「おぉー」。響くシャッター音。「こちらは永生塔です」。「すげ…

〈Strangers In Pyongyang 1〉羊角島国際ホテルの3人娘/北岡裕

ツンの壁を壊した日 2004年2月。真冬の大同江の中州に立つ羊角島国際ホテルは、まるで冷蔵庫のようだった。亀がのんびりと泳ぐ大きな水槽のあるカフェ。高い天井のロビーに漂う空気は冷たい。カウンターに座る…