〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 8〉今も愛される女性詩人/李梅窓
2009年09月04日 00:00
悲恋を詩に昇華させて 村人が詩碑建立 李梅窓は許蘭雪軒、黄真伊と並ぶ朝鮮王朝時代の女性詩人である。彼女が没した1610年から45年後、全羅北道扶安にある彼女の墓の前に詩碑が建てられた。友でも肉親でもな…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 7〉天主教の母/姜完淑
2009年08月07日 00:00
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 6〉自ら「女君主」と称する/貞純王后金氏
2009年07月03日 00:00
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 5〉儒教的倫理観に挑む/金浩然齋
2009年05月29日 00:00
「価値の中心 夫ではない」 「自警編」に託した自尊心 朝鮮朝後期、実家、婚家共に名門であった浩然齋(号)金氏は、自由奔放で繊細な感受性と高い文学的素養を併せ持った詩人であり、先駆的知識人であった。漢詩…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 4〉最悪のサイコ?/昭恵王后韓氏
2009年05月09日 00:00
男尊女卑の「内訓」編さん 嫁を廃位、賜死 「朝鮮王朝最悪のサイコ王妃」。ドラマ「王と私」の視聴者が、ドラマの感想と共に書いたブログの一文である。なぜなら、ドラマでの昭恵王后は朝廷の政治勢力と結びつき、…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 3〉侵略に命をかけ抵抗した義妓/論介
2009年04月10日 00:00
愛国に身分の上下なし 「論介」の肖像画奪われる? 2005年5月10日、晋州城義妓祠に安置されていた論介の肖像画が、その額縁のガラスをハンマーで割られ祠の外に出される事件が起きた。晋州の団体「独島守護…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 2〉女性だけの義務ではない/師朱堂李氏
2009年02月27日 00:00
過去の書は参考にならぬ 師朱堂李氏(1739~1821)は「胎教新記」を書いた動機を、その序文に書いている。過去の書は参考にならないので、自分の経験を基に書いた、というのだ。「女範曰、上古賢明之女、有…
〈続・朝鮮史を駆け抜けた女性たち 1〉女性であり男性であった/舎方知
2009年01月30日 00:00
「これは人類ではない」 1462年4月、世祖実録にはこうある。「公序良俗を乱した舎方知の罪を明らかにし、地方の官奴婢とする。.舎方知は髭がなく、女のように見えた。裁縫に長け、女の服を着用」し、比丘尼と…