〈本の紹介〉金光烈著「内鮮融和」美談の真実ー戦時期筑豊・貝島炭礦朝鮮人強制労働の実態
2013年04月16日 15:13
歴史の事実から目を背けるな 齢86の金光烈さんの著書、「内鮮融和」美談の真実―戦時期筑豊・貝島炭礦朝鮮人強制労働の実態―が緑蔭書房から出版された。 心血を注いだ著者渾身の労作である。
〈本の紹介〉姜信子、ザーラ・イマーエワ著「旅する対話 ディアスポラ・戦争・再生」
2013年04月12日 14:50
〈本の紹介〉山花郁子著「アジア・子どもの本紀行」
2013年04月10日 15:54
〈本の紹介〉山川修平著「白磁の画家-芳醇にして強靭なる呉炳学の世界」を読む
2013年03月22日 15:57
「心に残る一冊、素晴らしい本」である。読後、私はこの感動はどこから来るのであろうかとふと考えた。2点あると思う。一つはこの本の対象であり、主人公である呉炳学の人生にあるといえるのではないか。もう一点は…
〈本の紹介〉「足立から見た在日コリアン形成史」姜徹著
2013年02月21日 16:45
「済州島」と「足立」から紐解く 朝鮮史研究の第一人者である歴史家・中塚明さんは、「ミクロとマクロの往復は歴史家の仕事の根幹をなす研究方法」であると述べている。そして、歴史研究にあたっての戒めとして、ど…
〈本の紹介〉青柳優子訳「白石詩集」
2013年02月13日 10:25
透明な叙情と日帝支配への抗拒 日本で最も広く知られている朝鮮詩人は尹東柱であろう。この詩人は日本人の愛好者も多く各地で作品の朗読会が、しばしば開かれている。その尹東柱が敬愛し影響された詩人が、ほかなら…
〈本の紹介〉明盡(ミョンジン)著「鼠耳読経-衆生がつらいと仏もつらい
2013年02月09日 13:18
MBの犯罪性、完膚なきまで喝破 「史上最悪の大統領」、MBこと李明博がようやく「明博(ミョンバク)山城(サンソン)」ならぬ青瓦台から消え去る日が近づいている。まさに地獄のような歳月だったが、「失われた…
〈本の紹介〉柳美里著「ピョンヤンの夏休み-私が見た『北朝鮮』」朝鮮語版出版
2013年01月28日 14:34
柳美里さん、ソウルで出版記念会 「ピョンヤンの夏休み―私が見た『北朝鮮』」は、2011年12月、講談社から出版された芥川賞作家・柳美里さんの3回にわたる訪朝記である。本書は、その朝鮮語訳で昨年10月、…
〈本の紹介〉朝鮮の作家・金秀景が描く「三千里の山河」を読む
2013年01月22日 15:18
混濁した歴史の暗い森に分け入って 日本の天皇国家が数千万人を殺して、降伏し、米ソ2極による支配が始まる。そのすさまじい混沌のなかから朝鮮がどのように立ちあがろうとしたのか。なぜ朝鮮は分断国家にされてし…
〈本の紹介〉領土問題と歴史認識 纐纈厚著
2013年01月16日 12:18
歴史と真摯に向き合ってこそ 昨年9月、石原慎太郎前東京都知事による尖閣諸島(中国名は魚釣島)購入計画、日本政府による尖閣諸島の国有化の問題で、日中間に緊張が走った。