〈本の紹介〉金文子著「日露戦争と大韓帝国」を読む
2014年11月13日 15:01
日露開戦の「定説」に修正を迫る 日本が引き起こした侵略戦争 日本では一般に、日露戦争は「日本の祖国防衛戦争だった」と信じられている。本書は、このような「定説」を批判し、日露開戦に向けた戦争準備、開戦当…
〈本の紹介〉Fight for Justiceブックレット/Q&A「慰安婦」・強制・性奴隷
2014年10月30日 17:06
〈特集・東学農民戦争から120年〉「明治日本の植民地支配―北海道から朝鮮へ」/井上勝生著
2014年10月15日 15:41
〈特集・東学農民戦争から120年〉「東学農民戦争と日本」/中塚明、井上勝生、朴孟洙共著
2014年10月15日 15:41
生々しい「朝鮮人ジェノサイド作戦」 日清戦争時における朝鮮人ジェノサイド作戦の歴史的事実を、最新の研究にもとづき、新史料を交え、生々しく伝える。本書は、井上氏の史料調査の成果を含めて、中塚氏のこれまで…
〈本の紹介〉薩摩・朝鮮陶工村の四百年 久留島浩、須田努、趙景達 編
2014年10月03日 13:38
薩摩焼に宿る苦難の歴史 16世紀末、「壬辰倭乱」の際、薩摩の島津義弘によって連行された朝鮮人陶工たちとその末裔によって薩摩焼の歴史が紡がれてきた。 本書では、薩摩焼発祥の地である苗代川の風土と400年…
〈本の紹介〉朝鮮民族の抹殺を追求、抵抗思想の芽を摘む/「日帝時代の韓国教育史」を読む
2014年10月01日 09:31
本書は、サブタイトル(日帝の対韓国植民地教育対策史=1985年刊の原著の題名)にもあるように、日本帝国主義が朝鮮において、植民地主義教育をどのように扶植し恣行したのかを、教育法令等を軸に政策史的側面か…
〈本の紹介〉「闘争の詩学ー民主化運動の中の韓国文学」/金明仁著
2014年10月01日 09:25
悲観に立ち向かう「闘争の詩学」 70~80年代の韓国の詩は私に感動と勇気を与えてくれた。鄭喜成、文炳蘭、黄明杰、趙泰一、梁性佑、金南柱など詩人たちの名前を忘れることができない。それが90年代以降関心が…
〈本の紹介〉「関東大震災時の朝鮮人迫害-全国各地での流言と朝鮮人虐待」山田昭次著
2014年09月20日 10:29
デマ流した「報道責任を問う」 今年は関東大震災の朝鮮人虐殺から91年。山田さんはこの間の歳月を「恥の上塗り」の歳月と語る。
〈本の紹介〉「民族文化財を探し求めて」慧門著・李一満訳
2014年09月10日 14:57
「奪われた側」は決して、あきらめない 以前、作家の五木寛之さんにインタビューした時、文化財の略奪について語っていた言葉が記憶に新しい。日本の美術館、記念館、庭園には、様々な文化財が展示されている、とし…
横浜の副読本「わかるヨコハマ」改訂、回収問題(下)
2014年09月02日 17:29
「このままではいけない」/今こそ市民の声を 「軍隊、警察の虐殺関与」という歴史事実を隠蔽 自民党市議の意見に沿った改訂によって、虐殺の主体から軍隊・警察が消え、自警団の一部による虐殺となった。「軍隊、…