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〈人物で見る日本の朝鮮観〉吉野作造(下)

吉野は1916年6月号の「中央公論」に「満韓を視察して」というかなり長文の論文を発表する。これは、吉野にとって、その朝鮮認識において大転換をなす第二段階の始まりをなす論文であった。吉野は1916年3月…

〈高麗人参余話 60〉冷え性

女性に多い冷え性。冷え性には自律神経のバランスの狂い、あるいは太りすぎで皮下脂肪が厚くなり、毛細血管が圧迫されるため血流が悪くなるケース、また無理なダイエットや柿、ミカンなどの体を冷やす食べ物の影響、…

〈人物で見る日本の朝鮮観〉吉野作造(上)

吉野作造(1878~1933)は政治学者で「大正デモクラシー」の主唱者、そして果敢なる実践者として日本現代史に燦然と輝く星である。彼の唱えた民本主義は大正時代を貫く主潮となって、あの制約された時代に民…

〈朝鮮史を駆け抜けた女性たち 6〉実在の医女、李朝実録に10回登場、長今

宮女―王の私生活が営まれる九重宮闕に囚われの身同然で衣食住に使役される女性を主人公にすえたドラマが話題である。 「大長今」。10歳で宮女として入内し、宮中一の料理人を目指し努力の末その実力を認められる…

〈みんなの健康Q&A〉慢性肝炎(上):新しい治療法

Q:慢性肝炎とはどんな病気でしょうか? A:慢性肝炎とは、持続する炎症のため肝細胞がこわれ続け、他方では細胞が壊れた場所で新しい肝細胞が増える一方、傷のすき間をうめるように線維化がすすむため、本来の肝…

〈高麗人参余話 59〉糖尿病

糖尿病に罹るとせっかく食べたものがエネルギーに使えなくなり、エネルギー不足のため疲れやすくなる。手足がしびれたり、毛細血管が障害を受け視力が落ちるだけでなく、尿の量が増えるため水分を欲しがり食欲もすす…

〈高麗人参余話 58〉肝臓病

肝臓は体重の3%程の重さがあるからだの中で一番大きな臓器だ。「沈黙の臓器」とも呼ばれ肝臓の3分の2が損傷しても黙々と働き続けるので病気になっても気がつかない場合が多い。疲労、ストレス、アルコール、タバ…

〈朝鮮歴史民俗の旅〉姓名(1)

「虎は死んで皮をのこし人は崩じて名を遺す」ということわざがある。人はその名において自己の存在を現し、死後においては歴史に刻んで足跡を残す。 朝鮮の姓氏を理解するうえで鍵となる言葉がある。姓と本貫と行列…