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〈朝鮮仏教と私たち 30〉高麗・知訥(上)

堕落する貴族、高まる民衆の不満 高麗中期、太平の世が長く続き宴会に明けくれる貴族たちに武臣や民衆の不満は溜まる一方であった。西京(平壌)を拠点に起きた妙清の乱(1135)、文人の横暴に業を煮やした武人…

〈朝鮮民族の美 21〉粉青沙器 刷毛目線刻扁瓶(16世紀)

粉青沙器の重要な特徴は、官の経営する窯場で作られたものでなく、官窯を離れて全国に散っていった陶工たちによって作られた陶磁器であるために、製作上の規制から自由な民窯であるので、そこで製作される陶磁器が庶…

〈子ども美術館-第40回学生美術展 5〉雲の上の飛行機(クレヨン、水彩)

洪成潭・5月版画展「ひとがひとを呼ぶ」

光州の5月と3.11後の日本を考える 南朝鮮の民衆美術運動を代表する画家・洪成潭(ホン・ソンダム)氏の光州民衆抗争を描いた5月連作版画展「ひとがひとを呼ぶ」が3月29日から4月4日まで、東京・練馬区の…

〈私たちのうた〉大通りを行こう/ユン•テビン

つつじも にこにこ あんずも にこっ きれいな 制服 みんな きて  

〈若きアーティストたち 86〉パーカッショニスト・李令貴さん

〝生徒たちが憧れる演奏家に〟ポップス、ロック、ジャズ、多様なジャンルで活躍 中級部までサッカー部に所属していた。外で楽器を習っていたわけでもなければ、音楽に特別な興味があったわけでもない。 高級部にあ…

〈朝鮮仏教と私たち 29〉高麗・義天(下)

高麗中期最大の宗派・天台宗 天台宗が一宗派として朝鮮に開立されたのは大覚国師・義天によってである。

〈朝鮮民族の美 20〉粉青沙器 彫花双魚文扁瓶(15世紀)

扁瓶とは、ロクロによって丸い壺(瓶)を作り、その胎土が乾く前に、左右から力を加え扁平な二つの面を作った壺のことである。これの全面に白土、あるいは地方によって黄白土の釉をかけて乾くのを待つ。